将軍塚古墳散策の際に、すぐ北側にあった無量寿寺をのぞいてみた。
境内入口にある「野本館跡」の解説板によると、この寺の境内地が、野本基員を初代とする野本一族の館跡だということだ。
野本基員は、藤原基経の警護を務めていた片田基親の子で、源頼朝からの信頼が厚く、鎌倉時代の歴史書「吾妻鑑」にも登場する武士である。
野本氏が居館とする以前は、平安時代の延喜15年(915)に藤原利仁がここに館を構えたとも伝えられている。
遺構として土塁と空掘が残っているはが、これらは後世に作られたものらしい。
【史跡データ】
名称:東松山市指定史跡「野本館跡」
所在地:埼玉県東松山市下野本
時代区分:鎌倉時代
形態:館跡(遺構は土塁、空掘)